【心を曇らせない】


心を曇らせないでいることは、心が晴れやかですから、本当にすがすがしく気持ちいいでしょう。

しかし、現代は、心を曇らせる環境に身を置かなくてはならない人が多いのも事実です。

心を曇らせる原因は、色々とあるでしょうが、あなたの「嫌いな人」によって心を曇らせることも多いのではないでしょうか?

 あの人さえいなければ、私は、幸せなのに!

 サイテー人間が、周りに理不尽なことをして高笑いして、のうのうと生きているなんて許せない!

そういう負の感情黒い感情にとらわれ、心が曇るというより、暴風が吹き荒れるような思いでいることでしょう。

嫌いな人の言動のせいで、本当にどうしようもないほど、いつもムカムカ、苛立ち、腹が立つ。

そのストレスによる心身の悪影響は大きいと思われます。

なかには、そもそも、 “苦しく思ったり、悲しく思ったりする自分が、間違っているのではないか?” と思ってしまう、心が繊細でやさしい方もいらっしゃると思います。

理不尽を受けていい人なんていません。

人は大切にされるべきです。

 
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「心を曇らせない」ことにおいて、「心に力を作る」とするならば、どんな力を作ったら良いのでしょうか?

 
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それは、不快感情の浄化です。

不快感情の浄化、つまり、心を常に 清浄 にする努力をします。

不快感情を浄化するには、どうしたらいいでしょうか?

まずは、嫌いな人の嫌いなところを、書き出します。

できるだけ詳しく書きましょう。

言い方などを具体的に、たくさん書き出します。

さらに、嫌な言い方ではなく、

● こういう言い方をしてもらいたかった。

● こういう言葉をかけてもらいたかった。

● こういう気持ちで接してほしかった。

● こういう(あたたかい)眼差しで、見守ってほしかった。

など、そういうことも書き出してみてください。

そして、ここからが大事です。

嫌いな人の嫌いな部分を書き出したら、自分にも同じように当てはまる所を見つけます。

自分に当てはまる所がゼロではないはずです。

そして、同じ部分を自分が改善する努力をします。

嫌いな人のことを考え続けるのではなく、「嫌いな人」の嫌いな部分を、自分を成長させる「心の勉強材料」とするのです。

心の中で思っているだけでは、認識しません。

実際に書き出して(出力=アウトプット)、それを自分の目で見て(入力=インプット)、

ようやく、回路がつながります。

【入力(=インプット)と出力(=アウトプット)について参照】

回路がつながると、自分の悪いところを認識できるようになるのです。

つまり、自分の心や魂をを磨くことができるのです。

この作業は、本当につらく苦しいことだと思います。

身も心もズタズタに引き裂かれるような苦しみかもしれません。

自分を見つめ直し、向き合うことは、とてもストレスがたまります。

嫌いな人にストレスを与えられているだけでも大変なことなのに、それを抱えながら、自分を見つめる作業をしているのですから。

しかし、心は磨かれ、とても美しいのです。

自分を見つめ、改善しているから運気は上がります。

繰り返しになりますが、

理不尽を受けていい人なんていません。

人は大切にされるべきです。

尊重されるべきです。

ですから、あなた自身も、「大切にする」・「尊重する」を学ぶ必要があります

粗末にしたり、ないがしろにしたり、見下してきたモノや人たちがいませんでしたか?

命・心・自分・身の回りの人やモノを大切にする努力をすることで、不快感情を浄化するのです。

あなたが、命・心・自分・身の回りの人やモノを大切にする努力をすることで、思いやりの善循環が生まれます。

少しずつ。一歩ずつかもしれません。

最初は、要領良くやったり、ずる賢い人の方が、うまくいってるように見えるかもしれません。

でも、いつか必ず誰かに届きます。

誰かを癒し、救うでしょう。

それが、巡り巡って、自分に幸せが来るのです。

積み重ねた努力とつらぬく信念や生き様は、周りの人からは、崇高なオーラをまとっているように見えます。

気付けば、嫌いな人と同じ土俵にはおらず、別次元にあなたはいるでしょう。

それが、運気が上がっているということなのです。

これが、「心を曇らせない」ことにおいて、「心に力を作る」ということです。

水元照子先生のお言葉

  • あなたの身体にお鎮まりの守護神様が天に顔向けできるよう、心の良さを作らねばいけません。

    親神様と自分の守護神とは、神霊的に何時も通じているのです。

  • 自我の強い心根は誰が受け取るか。心の味はいつも良い味を製造して出すものです。厚かましい浅ましいなげかわしい品の落ちたる心は、誰も受け取らない不浄となるのです。その不浄を因果巡りて受けねばならぬ時が来る。

  • この世はすべての物が借り物。ただ、一つ心だけが自分のもの。心の良さが自分の身幅です。

  • 金のかんざし、メッキのかんざし、どちらを見ても光って見よい。

    だが、メッキははげる時が来る。それを悟るのです。

    人間、本性を天に照らされるよう、我れを我れが導き、悪心邪心を取り除き、心の幅を広く持ってたのもしい首飾りをしたらよいだろう。

    私の言う首飾りはネックレスではない。

    幸福を身につけなさい、首に飾りなさいということです。

    世の中は、見せかけも通る。

    我を楽しく為すは心の明かりです。

    今日、この時間から心に明かりをつけなさい。あなたの一心で暗闇を天照らす。